欠陥住宅はやっぱり恐ろしいですね。今はマンションのことで問題になっていますが、一軒家の欠陥住宅もかなりあるはず。特に今はある程度パーツを組み立ててからはめ込む工法でやってるところが多いように感じます。
そうするともう私たちの目の届かないところでやってることになりますよね。クリーニングで業界のクレームの多さの原因のひとつが目に見えないところで作業が行われいるってこともいえるので、原材料価格が高騰し人手不足で人件費も上がっている今、ちゃんとした家が安く手に入る方がおかしいと思うのが普通ですよね。
先日テレビを見ていたら戸建て住宅のトラブルを紹介していたのですが、やっぱり小さい建築業者だと不安だと感じました。
ある夫婦は家族で賃貸マンションに住んでいたらしいのですが、子供が騒ぐ声や洗濯機の音などの騒音の苦情を毎日言われていたそうです。子供が騒ぐのは仕方のないことだし、共働きだと夜に洗濯するしかないんですけどね。
この夫婦はそんな経緯で一戸建てを建てようということになり、夫の知り合いの建築業者に頼むことにしたのだとか。予算は3000万円で間取りなども決まっていたのですが、そのあと何度も変更があって結局1000万円くらい追加したそうです。
しかし完成した家は新築とは思えないずさんな造りで雨漏りは当たり前。挙げ句の果てにはベランダからキノコが生えてくる始末。業者にクレームを言っても聞く耳を持ってもらえず、高額なリフォーム代を請求されるだけでどうにもならなかったのだとか。
こういう話を聞くと30年ものローンを組んでマイホームを建てるのも怖くなりますね。というかマイホームって全く割に合わないとするら感じます。大手だからといって安心できないけれど、でも万が一のことを考えると大手の方が安心です。
これは宅配クリーニングにも同じことが言えて、大手のほうがクレームの手続きは面倒な面もありますけど、万が一の時はやっぱりちゃんとしていると感じます。
今回のマンションの問題も、大手だからこそ保障がしっかりしていました。もし小さな業者だったら倒産して終了、保障なんて受けられなかったかもしれません。家は大きな買い物なので、とにかく慎重に決めないといけませんね。
家が自分の目で見えないところで建つようになったのでなおさらそう感じてしまいます。